SSブログ

三谷幸喜: 制約の中に答えがある [インタビュー]

全ては制約から始まる

制約を乗り越えるアイディアを考える
制約がなかったらこんなこと考えなかった

制約の中に答えがある

NHK 『プロフェッショナル 仕事の流儀』(11月7日)より

「追い込まれなきゃ、おもしろくない」と言って、常に、作品作りにおいて自ら制約を課すという三谷幸喜。

この話を聞いて、禅語の「石圧笋斜出 岸懸花倒生(いしあっしてたかんなななめにいでて、 きしにかかってはなさかしまにしょうず)」(⇒11/8記事)を思い出してしまった。

困難があるからこそ、それを克服する道を見出そうとがんばる。ひょっとして、アスファルトの割れ目などに咲く花などに人が惹かれるのは、その生命力というか「パワー」を強く感じるのかもしれない。とすると、三谷幸喜が類まれなる完成で多くのすてきな作品を残しているのは、自らに制約を課し、あえて自分を追い込むことで、その作品に「パワー」を作り出しているからなのだろうか? 「予定調和」のみではこの「パワー」は生まれない。

番組で紹介されていた、足場がかなり悪く、撮影もこんな山中で、90分ノンストップ撮影に挑戦するドラマ。夫婦役で中井貴一と鈴木京香、その他に梶原善と出演者は3人のみ。普通だったら考えない、やる前からあきらめそうな設定を考え出す三谷幸喜は、やはり、ただ者ではあるない。。。。 でも、こういう変なこだわり、なんか好きだ~ 作品は、WOWOW開局20周年記念番組『short cut』らしい。
  『short cut』の詳細はこちら:
  http://www.wowow.co.jp/drama/shortcut/

三谷幸喜にとって、プロフェッショナルとは、「期待に応えること。自分のやりたいことではなく、人が自分にやってほしいことをやる」とのこと。だとするなら、90分の長回しも、人が彼に期待していること?? 



タグ:三谷幸喜
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

禅語: 家無滞貨不富禅語: 知足 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。